１．AppleSearchAdsにおけるクリエイティブセットとは

アプリをストア申請する内容の一つに、スクリーンショットやAppプレビューといったアセットを登録する必要があります。これらのアセットは検索後に表示させる中で一番のインパクトを与える上に、どんなアプリかを一目でイメージできるためインストール数に大きく寄与する大変重要な情報となります。AppleSearchAdsにおいてはアセットを広告用に新たにクリエイティブセットとして登録することができ広告グループごとにキーワードテーマやオーディエンスに合った広告を表示できる機能があり、広告効果向上が期待できるものとなります。
※クリエイティブセットを登録しない場合でもAppStoreに予め登録しているアセットから自動生成してくれます。

２．クリエイティブセットの効果

クリエイティブセットを追加で設定を行うと、広告グループごとに最大20個の広告パターンを設定することができます。AppleSearchAdsがユーザーに合わせて自動的にクリエイティブを最適化して表示するため、広告効果向上を図ることができます。つまり、広告グループごとにクリエイティブの表示パターンを変えることで、男性と女性で分けた場合と、一緒くたにした場合とでは効果があるのは言うまでもなく前者となります。そのようにしてクリエイティブセットの比較検証を行い、よりユーザーを得られるようにすることで今後の改善に大いに役立つ機能となります。

３．注意点

・Advancedプランのみの機能となり、Basicプランは対象外となります。
・クリエイティブセットはAppStoreに予め登録しているアセットかを利用するため登録している枚数が必須アセット枚数を下回るとクリエイティブセットが一時停止となります。
・アセットは、AppStoreにアップロードされた順番で表示されます。選択されたアセットの順番は、セット内のアセットの数にかかわらず、アカウントで左から右に表示されます。
iPhoneの例：セットにABCDの4つのアセットがある場合 – ABC、ABD、ACD、BCDの組み合わせで広告を表示することができますが、CBAは表示されません。
（参考資料：https://searchads.apple.com/jp/help/advanced/0018-use-creative-sets/）

 

４．まとめ

AppleSearchAdsにおけるクリエイティブセットについて紹介させていただきましたが、クリエイティブセットの重要性についてご理解いただけましたでしょうか？上手く活用することでTTR・CVRの向上に役立つことでしょう。それだけに慎重なクリエイティブセットの設定と比較検証という地道な作業が必要不可欠となります。

こうした作業に加えキーワード選定やキーワード分析もしなくてはならないのがAppleSearchAdsの運用となります。AppleSearchAdsの運用が大変だと感じたら、『iADBrain』をオススメします！『iADBrain』は、広告最適化ソリューションであり、App Storeでの過去の検索結果を蓄積したビッグデータ（数十億のデータ）を利用していて、適切なキーワードの推奨や数万のキーワードや広告停止の自動設定を可能にしてくれます。

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